
【個性について考える】保護者を悩ませる「集団生活に馴染めない」理由とは?無理に合わせるのではなく、好きを伸ばす個別保育という居場所づくり

あなたのクラスにもいませんか?
毎日、楽しそうに登園して活き活きと過ごしているものの、クラス集団の活動時間になると、ふらり…と集団から離れてしまうお子さん。
「お集まりの時に、少し立ち歩いてしまって…」
「今日は集団のゲームに参加するのが難しかったみたいです」
お迎えの時に、何気なく伝える日々の様子。保育士にとっては単なる「今日の報告」であっても、保護者にとっては、それが積み重なることで『うちの子、集団生活に馴染めていないんじゃないか…』という深く重い悩みの種になっていくことがあります。
保護者を密かに悩ませるのは、保育士の何気ない報告だけではありません。
例えば…園からの「今日の活動報告」の通知。

我が子の楽しそうな姿を探して園のブログの写真をスクロールする。けれど、お友達みんなで手をつないでゲームをしている輪の中に、うちの子の姿がない。
『あれ…?どこで何をしているんだろう』
写真の端っこで、一人でそっぽを向いている我が子を見つけた瞬間、胸の奥がギュッと締め付けられるような、言葉にできない焦りと孤独を感じる保護者の痛み、想像できるでしょうか?
今回は、そんな子どもたちや、保護者の方に『もっと寄り添いたいのに』とジレンマを抱えている保育士さんたちへ。「みんなと同じようにできないこと」を無理に直すのではなく、子どもがありのままの姿で安心して過ごせる「一対一の個別保育」という居場所づくりについて、現場の視点からお話ししたいと思います。
悪気のない「情報共有」が、親を追い詰めるプレッシャーになる時
まず大前提として、現場の保育士は『この子は集団行動ができないダメな子だ』なんて、微塵も思っていないはずです。
子どもたちの発達にはグラデーションがあり、様々な個性があるのが当たり前です。『そんな子もいるし、そんな日もあるよね!』という、非常にフラットで大らかな感覚で子どもたちを見守っています。
だからこそ、お迎えの時の「今日は活動への気分が乗らなくて…」という言葉も、決して保護者を責めたり、問題視しているわけではなく、純粋な「一日の様子の共有」のつもりで悪気なく伝えていることがほとんどなのです。

しかし、親としての受け取り方はどうでしょう?
ただでさえ、仕事と育児の両立でいっぱいいっぱいになりながら、たどり着いたお迎えの時間。そこで「できなかったこと」や「集団から外れてしまったこと」を聞かされることが多いと、どんなにポジティブなお母さんでも『私の育て方が悪いのかな』『家での躾が足りないのかな』と、自分自身を責めてしまうのです。
園のブログの写真に我が子が写っていないことに胸を痛め、周りのお友達と比べては落ち込む。保育士の悪気のない言葉の蓄積が、結果的に親御さんの心を深くえぐり、密かに孤立させてしまっているという現実は、私たち保育者側も重く受け止めなければならない課題だと感じています。
「困った子」などいない。ただ、集団の環境が合わない「理由」があるだけ
では、なぜ集団の中で「そわそわしてしまう」「指示が通りにくい」という姿が現れるのでしょうか。
私は、決してその子が「困った子」なわけではないと確信しています。子どもには必ず、そう行動するだけの「理由」があるのです。
例えば、先生の話を聞きたくないのではなく、窓の外で揺れる葉っぱの動きや、遠くで鳴っているサイレンの音など「他のこと」がどうしても気になってしまう。

みんなと一緒にいたくないのではなく、感覚が過敏であるがゆえに、30人の子どもたちが一斉に話したり笑ったりするその空間の「音」や「刺激」に耐えられず、本能的に部屋の外へ避難してしまっている。
あるいは、単純に今のクラス活動への興味が薄く、もっと別のことに没頭したいという欲求が強いだけなのかもしれません。
しかし、どれほど優秀な保育士であっても、数十人の子どもを同時に守らなければならない集団保育の環境下では、その子一人の「理由」に最後まで付き合い、環境を整えてあげるだけの時間的・人員的な余裕がないのが現実です。
その子が悪いわけでも、保育士が悪いわけでもありません。「集団というシステムの限界」が、結果的にその子を「困っている状態」にさせてしまっているのです。
ベビーシッターによる一対一の個別保育では、この状況が劇的に変わります。

その子がなぜ今、そわそわしているのか。なぜこの音が嫌なのか。その「理由」をじっくりと探り、刺激が多ければ静かな場所に移動する、特定の遊びに興味があれば、遊び込める環境を用意するなど、シッター側がいくらでも関わり方を調節することができます。
特別な訓練をして「天才」に育て上げるわけではありません。ただ、その子が抱えている「理由のある困り感」が生じにくい環境を整えてあげるだけで、子どもは本来の穏やかで、キラキラとした表情を取り戻すのです。
行事前のプレッシャーゼロ。ただ「一緒にハマる」という極上の時間
また、集団保育の現場につきものなのが、運動会や発表会といった「行事」の存在です。
保育士も、本当はもっとその子のペースに寄り添いたいと願っています。しかし、行事前になると
『どうしたらこの子を集団に参加させられるか?』
『本番までに形にしなければ…!!』
という焦りやドキドキが生まれてしまいます。

一方、個別保育には、目指すべきゴールも行事も存在しません。
シッターとしての目的は、とてもシンプル。目の前にいるその子と楽しい時間を過ごすこと。そして、その子が『今日も楽しかった!』という充実感を味わえるようにすること、ただそれだけなのです。
だからこそ、私たちは時間的な制約を一切気にすることなく、その子の思いや状況に、とことん寄り添うことができます。
公園でひたすら石を色別に並べ続けることに2時間付き合ってもいい。大好きな図鑑の同じページを、何度も一緒に眺め続けてもいい。
そうやって子どもの「好き」や「こだわり」に付き合っていると、シッター自身も、子どもが持つ独特の視点の面白さに気付かされます。「指導する」というよりは、むしろ一緒にその世界に「ハマる」「心から楽しむ」といった感覚です。

保育者として、誰の目も気にせず、心にたっぷりと余裕を持って子どもと一緒に何かに没頭できる。この「余白」のある時間は、私たちにとっても、この上なく心地よく、ありがたい時間なのです。
集団の「頑張り」と、個別の「安心」。どちらも大切な両輪
こうした個別保育での「何にも縛られない、充実した楽しい時間」の様子をご報告すると、お母さんたちの表情はパッと明るくなります。
「園では落ち着きがないと言われていたのに、こんなに集中して遊べるんですね!」
「この子の『好き』を、そんな風に肯定してもらえて本当に救われました」
比較も焦りもない、ただその子の存在そのものを肯定する温かい記録。それは、保護者にとって、何よりの安心材料(宝物)になります。

ここで誤解していただきたくないのは、「集団保育が悪くて、個別保育が優れている」という話では決してないということです。
集団という社会の中で、少し負荷を感じながらも自分なりに折り合いをつけ、お友達との関わりの中で頑張ってみる時間。そして、個別保育という安全基地で、大人の愛情を独り占めしながら、心ゆくまで自分の好きなことに没頭し、心のエネルギーをフル充電する時間。この二つは比べられるものではなく、どちらもその子の健やかな成長にとって、かけがえのない大切な「両輪」なのです。
集団で頑張っているからこそ、個別での「ホッとできる時間」がより深く生きる。
「みんなと同じようにできない」と、保護者の方が自分やお子さんを責めるのではなく『この子には今、自分のペースで深呼吸できる時間(環境)が必要なんだな』と、大らかな気持ちで、安心して子育てができるように…。
そのためにも、保育士資格を活かして個別保育のできるシッターになりませんか?
多様性こそが強み。ベビサポが育む「まるごと受け止める力」
『でも、発達にグラデーションがあるお子さんを、私一人で預かるのは自信がない…』
この記事を読んでいる保育士さんの中には、そんなふうに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、私たち「ベビサポ」の資格講座には、発達支援に関する何か特別な、専門カリキュラムが用意されているわけではありません。
しかし、現場に出るシッターたちが、どんなお子さんを前にしても「私がこの子の安全基地になる!」と自信を持って寄り添える理由があります。それは、ベビサポというコミュニティそのものが持つ「多様性」です。

ベビサポには、幅広い世代の受講生がおり、元保育士だけでなく、看護師、助産師、そして様々な人生経験を積んできた子育ての先輩たちが集まっています。(※受講生は現在、540名以上!)
講義や日々の交流の中で、自分とは全く違う立場や考え方を持つ仲間たちと対話を重ねる。その「多様な大人たちの価値観」に触れ続ける環境そのものが、シッター自身の器を大きく広げてくれるのです。
だからこそ、私たちは目の前の子どもを型にはめることなく、その子の「理由」に寄り添い、ありのままの姿をまるごと受け止めることができるのです。
まとめ:その子の「好き」は、世界を広げる鍵になる
その子が今夢中になっている「好き」や「こだわり」は、決して問題行動などではなく、その子自身の世界を豊かに広げていくための大切な「鍵」です。
私たちベビーシッターは、その世界を一緒に大切に磨き、心から楽しむ準備ができています。

そして、『本当はもっと一人ひとりに寄り添いたい』と葛藤している保育士さん。
あなたのその優しいジレンマを、一対一の保育というステージで解放してみませんか?ベビサポの多様な仲間たちと一緒に、子どもの「好き」にじっくり寄り添える、最高に心地よい保育の時間を手に入れましょう。
少しでも心が動いた方は、ぜひベビサポの公式LINEから無料の勉強会へお申し込みください。
子どもたちのありのままの輝きを、一緒に守っていく仲間をお待ちしております!
