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保育園での「当たり前」は通用しない?シッティングの不安をサポートする必須のヒアリングシートと、べビサポのサポート体制

「フリーランスのベビーシッターとして働きたいけれど、一人で現場に行くのがどうしても怖い」 これから独立を考えている保育士さんから、そんな不安の声をよく聞きます。

ハッキリとお伝えします。 その「怖い」という感覚、大正解です。むしろ、命を預かるプロとして絶対に持っておかなければならない大切な感覚だと思います。

集団保育の現場から、たった一人でご家庭に伺うシッターへの転身。働き方が変われば、お子さんの命と安全を守るための「アプローチ」も全く違うものになります。 中でも大きな違いは、お子さんの情報をどうやって集めるか、という「事前のヒアリング」です。

ぶっちゃけ、ベビーシッターの現場には、頼れる同僚がいません。だからこそ、ご家庭のドアを開ける前の「準備」がすべてを決めます。

今回は、私がフリーランスとして活動する中で、お母さんたちから「こんなの初めてです!」と喜ばれ、自分自身の命綱にもなっている〝ヒアリングシート〟の秘密。そして、そのシートを最強の仕事道具へと進化させてくれた「ベビサポのサポート体制」について、包み隠さずお話しします。 「ベビーシッターの現場の責任」に足踏みしている保育士さんにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です!

保育園とシッターの決定的な違い。ゼロから命を預かる重圧

集団保育の現場で働いていると、子どもの情報は基本的に「そこにあるもの」ですよね。 入園の際に保護者の方に書いていただく児童票があり、そこには管理職の先生のチェックも入り、さらには前年度の担任からの細やかな引き継ぎの記事まで存在します。

私たちが保育をスタートする時点で、すでに「その子がどんな子か」という安全と情報のベースが、組織によってしっかりと築かれているのです。

でも、フリーランスのシッターは違います。 基本的には、その日初めてお会いするお子さんと一対一で向き合う「一期一会」の世界です。管理職も、前年度の担任もいません。 たった一人で、初対面のご家庭から「命を守るために絶対に外せない情報」を的確に聞き出さなければならないのです。

プレッシャーの桁が違いますよね。

アレルギーの有無や緊急時の連絡先、そして万が一の事態が起きた時の対応手順。これらを事前にすり合わせておくことは大前提です。 さらに私がシッティングにおいて最も重要視しているのは、「その子の現在の生活状況や、生活リズムを正確に掴むことです。

「今日は何時に起きましたか?」
「お昼寝はいつもどのくらいしますか?」
「最近、どんな遊びにハマっていますか?」
「現在の身体の発達からして、危険が予測されることはありますか?(つかまり立ちの時期で、後ろ向きに転倒しやすいなど)」

(※これらの情報を、圧迫面接のようにならないように、あくまでも和やかな対話の中で聞き出していく必要があるのです。)

初対面のシッターに対してお子さんが安心感を抱くためには、普段の生活リズムを崩さず、その子のペースにどこまでも寄り添うことが不可欠です。 事前の情報収集の深さが、その日の保育の質と安全を100%左右する。それが、一対一の現場のリアルです。

べビサポと一緒に作り出した仕事道具〝手作りヒアリングシート〟

では、限られた短い時間の中で、どうやって初対面のお母さんから深く、そして正確に情報を聞き出せばいいのでしょうか。

「あれも聞かなきゃ、これも聞かなきゃ」と口頭で質問攻めにしてしまっては、お出かけ前でバタバタしているお母さんを焦らせてしまいます。 そこで私が導入しているのが、オリジナルの〝手作りヒアリングシート〟です。

紙のバインダーに挟んだA4サイズのシート。これをお渡しした時、多くのお母さんが「わぁ、こんな風に聞いてくれるパターンは初めてです!」とパッと表情を明るくしてくださいます。

このシートの最大の工夫は、「チェック式」を多く取り入れていることです。 お出かけ前の忙しい時間帯でも、ペンを走らせてポンポンとチェックを入れるだけで、必要な情報が漏れなく私に伝わる仕組みにしています。お母さんへの負担を最小限に抑えつつ、絶対に聞き逃してはいけない安全管理の項目を、確実に押さえることができるのです。

そして、私がデジタルではなく、あえて「紙(アナログ)」のシートにこだわっているのには理由があります。 それは、紙面に情報がしっかりと形として残ることで、シッターである私自身に「揺るぎない安心感」が生まれるからです。

「この子の今日の体温は〇〇度。起床時間は〇時。緊急連絡先はここ。よし、大丈夫!」

手元にある紙のファイルは、一対一の現場では何よりのお守りになります。 もちろん、お預かりした大切な個人情報です。

「シッティング終了後も、監査で規定されている期間は、鍵付きのキャビネットで厳重に管理し、外部に情報が漏れることは絶対にありません」

と直接目を見てお伝えし、了承をいただいた上で、次回のために大切に持ち帰る。こうしたアナログで誠実なやり取りの積み重ねが、ご家庭との強固な信頼関係に繋がっていくのです。

※ちなみに、資格講座にご入学いただいた場合、べビサポが作成したヒアリングシートだけではなく、児童票や、午睡時の呼吸チェック表など、日々のシッティング業務に必要な書類のテンプレートをご利用いただけます!ぜひ、ご活用くださいね。

プロの視点にハッとした!ベビサポ運営からの「SNS掲載許可」への指摘

「これでどんなご家庭に行っても大丈夫!」 自分で作り上げたヒアリングシートに自信を持っていた私ですが、フリーランスとして活動を始めた当初、念のためにベビーサポート協会(ベビサポ)のサポートラインへ、このシートのチェックを依頼しました。

ベビサポには、現場で迷った時はもちろん、こうした事前の準備段階でも相談に乗ってくれるプロのサポート体制が存在します。

提出後、運営から返ってきたフィードバックを見て、私は思わずハッとさせられました。

「保育や安全に関わる情報は網羅されていますね。ただ、『SNS掲載の許可を尋ねる項目』を追加すると、より良くなります。」

と指摘を受けたのです。

正直なところ、目から鱗が落ちる思いでした。 保育園で働いていた頃は、園の公式ブログへの写真掲載の許可などは入園時に組織が一括で管理してくれていました。しかし、私たちは個人で活動するフリーランスです。

今後シッターとして長く活動を続けていくためには、日々の温かい保育の様子をInstagramなどのSNSで発信し、自分の魅力を知っていただく(集客する)必要があります。 その際、「お子さんの後ろ姿や手元の写真を掲載しても良いか」を事前に尋ね、その同意を口頭だけではなく、しっかりと「紙面」に残しておくこと。これは、ご家庭とのトラブルを未然に防ぎ、自分自身のビジネスを守るために絶対に欠かせない項目だったのです。

子どもの命を守る「保育士」としての視点だけでなく、個人で事業を回していく「フリーランス」としての視点。 自分一人では絶対に気づけなかったこの穴を、プロの目で事前に埋めてもらえたこと。この的確なサポートを受けられる環境が、いかに心強く、私の活動を根底から支えてくれているか、お分かりいただけると思います。

「わかると言い過ぎない」こころケアとしてのヒアリング

そして最後にもう一つ。事前ヒアリングを通して私が大切にしている、見えない役割についてお話しします。

ヒアリングの時間は、単なる「情報収集の場」ではありません。 実はお母さんのお顔を見て言葉を交わす、たった数分間のやり取りの中に、「こころケア」のすべてが詰まっています。

「最近、夜泣きが多くて少し寝不足で…」

シートを書きながら、ふとこぼれ落ちるお母さんの本音。 そんな時、私はお母さんの表情や、疲労感の色濃い声のトーンを敏感にキャッチして、その方が今、どんな言葉を求めているのかを全力で探ります。

私も一人の親として子育てをしているので、育児のしんどさや悩みは、痛いほどよくわかります。「そうですよね、わかります!」と強く共感したくなる瞬間は何度もあります。

でも、私はプロとして「ただ『わかる』と言い過ぎないこと」を同じくらい強く意識しています。

なぜなら、育児に対する考え方や、何に対してストレスを感じるかは、本当に人それぞれだからです。安易に「わかります」と言い切ってしまうことは、時にその方の繊細な感情を大雑把にくくってしまう暴力にもなりかねません。

まずは、目の前のお母さんの感情をジャッジせず、そのまま受け止めること。

「夜泣き、大変でしたね。今日はお母さん、どうか別の部屋でしっかりと休んでくださいね」

と、そっと寄り添う言葉をかけること。

この絶妙な距離感や、言葉の選び方。これはすべて、ベビサポの「こころケアセラピスト」の資格講座で深く学んだ専門知識です。 事務的な確認作業になりがちなヒアリングの時間を、お母さんの心をふっと軽くする「ケアの時間」に変えることができる。これこそが、私たちベビサポのシッターがご家庭に提供できる、最大の付加価値だと信じています。

まとめ:準備とサポートがあれば、シッティングの現場は「最高の舞台」になる

「もしも何かあったらどうしよう」 一対一の現場に対するその恐怖心や不安な気持ちは、あなたが命に対して誠実に向き合っている証拠です。

でも、すべてを一人で抱え込む必要はありません。 手元には、漏れなく情報を把握できる〝ヒアリングシート〟というお守りがある。そして背後には、あなたのマインドとスキルをさらに強固なものにアップデートしてくれる、ベビサポの「サポート体制」がついています。

万全の準備と、頼れるバックアップ。 この2つが揃った時、シッティングへの不安は「目の前のお子さん一人に、100%の愛情を注げる最高の舞台」へと変わります。

「一人だから怖い」と足踏みをしているなら、まずはその不安ごと、私たちに相談してみませんか? 保育のプロフェッショナルたちが、あなたの新しい一歩を全力でサポートします!

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