
指名が止まらない!未経験からでも信頼されるベビーシッターになる〝7つの秘訣〟

『もっと一人ひとりの子どもと丁寧に向き合いたい』
『でも、今の園の忙しさでは無理…』
『複数の子どもたちの担任として、特定の子だけを特別扱いできない…』
毎日の集団保育の中で、そんなジレンマを抱えていませんか?

そのモヤモヤを解決し、保育士としてのやりがいを120%取り戻せるのが〝フリーランスのベビーシッター〟という働き方です。
今回は、未経験からでも保護者の心をガッチリ掴み、「また〇〇先生にお願いしたい!」とリピートされるシッターが実践している〝7つの心遣い〟を大公開します!
〝集団保育〟と〝訪問保育〟の決定的な違い
園勤務は、〝自分の土俵(保育園・こども園など)〟に子どもを迎え入れる形で、集団保育をおこなうことが基本です。
しかし、ベビーシッターがおこなう訪問保育は、〝お客様のプライベートな領域(ご自宅・ご自宅付近の施設など)〟にお伺いして、基本的には、一対一の保育をおこないます。
一対一だからこそ、お子さんのことだけではなく、その後ろにいる保護者の方の生活までダイレクトに感じられる環境でもあります。
そのため、保育スキルだけではなく、接客業やサービス業のような細やかな配慮が信頼に直結していくこともあります。

集団保育と訪問保育では、マインドセットの切り替えが必要になります。しかし、集団保育を経験されたことのある保育士さんなら、次のような思いを抱いたことはありませんか?
『もう少し、お母さんのお悩みに寄り添った声掛けをしたいけど…全員に同じように対応できるわけではないし…Aさんだけ、特別扱いはできない…』
『担任としてトイトレを勧めたいけど…まだ月齢が低く、身体の準備が整っていない子もいる…クラスだよりで勧めるのは違うかな?でも、もうすぐ進級だから…』
そのようなモヤモヤ、ご経験ありますよね?
訪問保育は、個別対応だからこそ、そのような悩みとは無縁で、思う存分、ご家庭に寄り添うことができます。
ここからは、いよいよ具体的な心遣いが表れる場面を7つご紹介していきます。
お預かりする前が勝負!〝安心〟を作る第一印象
①:インターホン前の直前確認
お伺いするご家庭に小さなお子さんがいる場合、時間帯によっては、お昼寝中ということも想定されます。
出発時や到着直前に、「チャイムを鳴らしてもよろしいでしょうか?」と確認する配慮は喜ばれることが多いです。また実際に、「今ちょうど眠ったところだったので、助かりました!」と言われることもあります。

集団保育では、基本的には子どもが生活の流れ(時間的な流れ)に沿って活動していますが、訪問保育では、流れの主軸が〝ご家庭〟であり〝お子さん〟です。
細かいようですが、このような相手のペースに配慮する心遣いが、いろいろな場面で喜ばれるのです。
②:玄関先での清潔感アピール
夏場であっても、靴下の着用は必須です。状況によっては、ご自宅に上がらせていただく前に、綺麗な靴下に履き替えることもあります。

入室直後には、手洗い場をお借りして、手を丁寧に洗い、持参したハンカチで拭くという衛生的な気遣いも必要となります。また、お預かりするお子さんが乳児であれば、エプロンを着用できるとより良いですね。(※派遣会社やマッチングサイトの規定により、エプロンの着用は必須となる場合もあります。)
※雨天時や、入浴介助を含むシッティングの場合には、タオルや着替えなども持参しておくと安心です。
③:短時間で的確なヒアリング
お伺いして初めにおこなうのは、ヒアリングですが、保護者の方は、お出かけ前やお仕事前で忙しいことが多いものです。
安全に関する重要事項(アレルギーや既往歴などの情報や緊急連絡先など)は簡潔に確認し、保護者の時間を奪わず、スムーズに出発できるよう後押しする心遣いが喜ばれます。
『一対一の訪問保育だから、ゆったりとお話を伺って…』と思い込みすぎず、保護者の方の状況に寄り添う工夫が大切です。
話は少し逸れますが、病院の受付での問診票をイメージしてみてください。

実際に、シッターが手洗いやエプロンの着用などの身支度をしている間に、保護者の方には、問診票のようなヒアリングシートに書き込んでいただくという工夫もできます。
それを基に、重要事項を再確認し、当日の保育について話し合うことで、ヒアリングの時間が短縮でき、シッティングの時間が充実し、喜ばれた事例もあります。
シッティング中の「見えない配慮」がリピートを生む
④:さり気ない危険箇所の指摘
前回の記事でもふれましたが、保育環境の安全を守ることも、ベビーシッターのお仕事の一つです。
誤飲しそうな小さなものが落ちている場合には、さり気なく拾い、「念のために、こちらに避けておきました。」とご報告する場面もあります。
また、転倒した際にぶつかりそうな家具の角がある場合には、特に気を付けながらシッティングをします。その後、引き渡しの際に、お子さんの発達の状況を考慮しながら、安全のためのご提案(コーナーガードや、コンセントカバーなどのご提案)をおこなう場合もあります。

ハイハイの時期、つかまり立ちの時期、歩き始めの時期など、その時々によって、お子さんの好奇心も増し、家庭内で予測される危険が変わってきます。
子どもの発達と動きに関して、見通しがもてるベビーシッターや保育士だからこそ、プロ目線での気付きの共有が喜ばれることもあります。
いずれにしても、家庭それぞれの事情やお考えもありますので、〝さり気なさ〟と〝優しくカバー〟ということがポイントになります。
⑤:在宅ワークのご家庭への配慮
在宅ワークをされているご家庭でシッティングをしていると、別室からオンライン会議の音が聞こえてくる場面もあります。
事前のご相談も必要にはなりますが、そのような時には、お子さんと一緒に公園にお出掛けをしたり、可能な場合には別室に移動して遊んだりすることもあります。

また、お子さんとの遊びの内容や話し声などの音量にも気を配ったりするなど、臨機応変な対応ができると良いですね。
⑥:居住空間へのリスペクト
保育場所がお客様のご自宅(プライベート空間)である以上、当然のことながら、勝手に引き出しを開けたり、いろいろな部屋に入室したりすることは厳禁です。
荷物は指定された場所に置き、おもちゃを持参する際にも、時にはおもちゃの内容をご確認いただき、ご家庭のおもちゃと混ざらないように気を付けるなどの配慮が必要です。

そして最後には、来た時と同じか、それ以上の綺麗な状態までお部屋をリセットする心遣いができると良いですね。(※個人契約でない場合には、家事や掃除にあたるサポートは、規定によりおこなえない場合が多くあります。また、ご家庭によっては、「遊びの続きをするので、おもちゃはそのままで」と言われることもあります。)
例えば、絵本の背表紙を揃える、おもちゃを仕分けして片付けるなど、お子さんとの遊びや安全に支障のない範囲で、整えることを意識すると喜ばれます。
プロのベビーシッターは、〝保育報告〟で差をつける!
⑦:こだわりの保育報告を!
保育報告は、お預かりした間のお子さんの様子をお知らせする大切なものです。
サポートを終えて、一息つく前に、保育報告までセットで、こだわり抜きましょう!
排泄の回数や食事の量だけではなく、遊びの様子、その中で見られた可愛らしい姿、リピーターの方であれば、成長を感じられた場面など、具体的な文章で、描写するように様子をお伝えすることができれば、喜ばれること間違いなしです。

〝我が子の成長を一緒に喜んでくれる存在〟は、保護者の方にとっても心強く嬉しい存在です。
それは、保育士である〝あなた〟にとっても、喜びになるのではないでしょうか?
『もっと一人ひとりと丁寧に…』
そんな願いが満たされるのが、ベビーシッターの働き方です。
まとめ:小さな心遣いの積み重ねが〝 あなた〟の価値になる
〝集団保育〟と〝訪問保育〟の違い、イメージが浮かんだでしょうか?
より一層〝相手軸〟な考え方が必要なこと、伝わったかと思います。
特別なマジックがあるわけではありませんが、相手を思いやる〝小さな心遣い〟の積み重ねが、フリーランスとしての大きな信頼につながっていきます。
『私にもできるかも』
『寄り添う保育を丁寧に届けたい』
と感じられた方は、ぜひその優しい気持ちをもってベビーシッターに挑戦してみましょう!
