
【保育士の葛藤】「ごめん、あとでね」の罪悪感を手放す。声なき声にも寄り添う、一対一保育という選択肢

5月末。新しいクラスの子どもたちも少しずつ園の生活リズムに慣れてくる時期です。
新年度の嵐のようなバタバタが少し落ち着き、子どもたち一人ひとりとの信頼関係をさらに深めていく、保育において非常に大切で、そして楽しい季節でもあります。
しかし同時に、この時期は多くの心優しい保育士さんたちが、深い自己嫌悪や葛藤に陥る時期でもあります。

『本当は、あの子ともっとじっくり話をしてあげたいのに』
『小さなSOSのサインに気付いているのに、時間が足りなくて拾い上げられない』
毎日現場で汗を流し、子どもたちのために身を粉にして働いている保育士の皆さん。
あなたのその「もどかしさ」や「罪悪感」は、愛情が足りないからでも、スキルが足りないからでもありません。 むしろ、あなたが心から子どもを大切に思い、プロフェッショナルとして真摯に向き合おうとしている何よりの証拠です。
今回は、そんな集団保育の限界に悩み、心をすり減らしている保育士さんたちへ。 その尊い罪悪感を手放し、あなたが本来やりたかった「理想の保育」を実現するための、「一対一保育のベビーシッター」という新しい働き方の選択肢についてお話しします。
限界は15秒。「見ててね!」に100%で応えられない外遊びのリアル
集団保育の中で、私たちが最も頻繁に口にしてしまい、その度に胸を痛める言葉。それは…
「ごめんね、ちょっと待っててね」
「あとでね」
ではないでしょうか。
例えば、戸外遊びの時間。 子どもたちにとってお外で遊べる時間は、大好きな先生に自分の成長を見てもらう最高の晴れ舞台です。
「先生、見ててね!」
「ここまで登れるようになったよ!」
「一輪車に乗れるようになったよ!」
と、目を輝かせて披露してくれる子どもたち。

保育士としては、その子の頑張りをじっと見つめ、できるようになったプロセスを丸ごと見守り、「すごいね!頑張ったね!」と一緒に手を取って喜び合いたいと心から願っています。
しかし、現場のリアルは残酷です。 プロとして多くの命を預かっている以上、一人の子に「15秒以上」視線を固定し続けることは、非常に危険なことだからです。
目の前の子を褒めながらも、視線の端では常に園庭全体を見守り続けなければなりません。倉庫の影などの死角に入ってしまった子はいないか、遊具の周りで衝突のリスクはないか、門の方へ走っていった子はいないか…。
「先生、見ててね!」
という純粋な声に対して、100%の意識と視線を向けてあげることができない。安全管理という絶対的な責任があるからこそ、私たちは子どもたちの「見てほしい欲求」を、いつも腹八分目で終わらせてしまっているのです。
「うん、すごいね!見えてるよ!(でもごめんね、あっちの子も気になっているの…)」
そんな心の声を引きずりながら、今日もまた「あとでね」と子どもを待たせてしまった時、押し寄せてくるあのチクッとした罪悪感は、保育士であれば誰もが経験しているはずです。
ベテランになるほど苦しい。「声なき声」と物理的な壁
そして、経験年数を重ね、現場の全体像が見えるようになればなるほど、保育士の心をさらに苦しめる存在があります。 それは、集団の中で埋もれがちな「声なき声」を発している子どもたちです。
現場では、どうしても「見て見て!」「先生こっち来て!」と自分の欲求を大きな声で主張できる子が目立ちます。乳幼児クラスであれば、泣きながら足元にすがりついて抱っこを求めてくる子もいます。

しかし、そんなふうに自分を主張できる子どもたちが自分の身体の真ん前にひしめき合っているその後ろで、じっとこちらに「視線」だけを送っている控えめな子がいることを、私たちはバッチリ気付いています。
『あぁ、あの子も本当は甘えたいんだな。こっちを見てるな』
そう気付いていても、目の前には泣いている子や、手をつないで離さない子がいて、物理的な距離の壁を越えてすぐに声を掛けに行くことができない。
さらに何よりも見逃したくないのが、「静かに困っているタイプ」のお子さんです。 決して遠慮しているわけではなく、大人(保育士)への尋ね方が分からないという理由で、どうしようもなく一人で静かに固まってしまっている子。
例えば、自分の持ち物を片付ける場所が分からず、ロッカーの前でずっと立ち尽くしているような姿です。

その小さなフリーズ状態にいち早く気付き、「どうしたの?一緒に探そうか!」と声を掛けてあげたい。しかし、同じクラスの中には、「先生!昨日ね、私ね…」と朝からお喋りしたくてたまらない女の子に、うっかり水筒を傾けすぎてお茶をこぼしてしまう男の子…。
とにかく気配り、目配りの連続の中で、拾い上げたい「声なき小さな声」を泣く泣く後回しにせざるを得ない。このもどかしさこそが、真面目で優秀な保育士の心を最も激しく削っていくのです。
「ちょっと待っててね」が存在しない。一対一保育の安心感
『もっと一人ひとりに、平等に、そして丁寧に寄り添いたい!』
そんなジレンマを抱え、集団保育という環境に限界を感じている保育士さんにこそ、私は「フリーランスのベビーシッター」という働き方を強くお勧めします。
ベビーシッターの最大の魅力は、何と言っても「一対一(または兄弟のみ)の個別保育」であるということです。 この環境に飛び込んだ時、私はホッとしました。なぜなら、ベビーシッターの世界には「ごめん、ちょっと待っててね」という言葉が一切存在しなかったからです。

戸外遊びでの「見ててね!」問題も、ベビーシッターなら、もう何の心配もありません。 公園で鉄棒の練習をするお子さんを、15秒と言わず、5分でも10分でも、気が済むまでずっと見つめ続けることができます。
他の子への危険を案じることもなく、「すごい!もう一回見せて!」と、100%のエネルギーで褒めちぎり、喜び合うことができるのです。 集団生活ではどうしても気にしてしまう「他の子との比較」や「ひいきにならないかという遠慮」も、個別保育にはありません。目の前にいる「その子だけ」にとっての特別な存在として、愛情を全力で注ぐことができます。
また、一対一だからこそ、子どもの心の動きを「仕草」や「表情の機微」から瞬時に読み取ることができます。 集団のノイズがない静かな環境で、お子さんの視線の先を一緒に追いかけ、「これが好きなんだね」と興味のど真ん中に寄り添うことができる。静かに困っているサインにも、誰よりも早く気付いて手を差し伸べられる。 だからこそ、ベビーシッターはお子さんとの間に、驚くほど速く、そして深く強い信頼関係を築くことができるのです。
あなたのその「もどかしさ」が、最高のシッターの才能です
いかがでしょうか。 もし今、あなたが保育園の帰り道に
『今日もあの子の話、ゆっくり聞いてあげられなかったな』
とため息をついているのなら。 それは、あなたが保育士に向いていないからではありません。あなたの持つ「子どもへの愛の深さ」に対して、集団保育という器(環境)が、ミスマッチなだけなのです。
その尊い情熱や、声なき声を拾い上げようとする優しい眼差しは、フリーランスのベビーシッターとして現場に立った時、保護者とお子さんを救う「最強の才能」へと変わります。
『この先生は、うちの子のこんな小さなサインにまで気付いてくれるんだ!』
という保護者からの感動と絶大な信頼は、あなた自身の保育士としての誇りを、必ず取り戻させてくれるはずです。

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『一人ひとりに寄り添う保育を、もう一度純粋に楽しみたい』
『自分のペースで、心に余白を持ちながら子どもと関わりたい』
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